親の介護

母はデイサービスで入浴を拒否。1番の理由は男性による入浴介助が嫌。

以前利用していたデイサービスでも、先日まで入所していた施設でも入浴をとても嫌がっていました。

特に男性による入浴介助が嫌みたいです。

今後どの様な対処をしていくかお伝えしたいと思います。


母は女性の入浴介助も初めは嫌がっていた

現在の在宅介護では、ヘルパーさんが家に来てくれて入浴介助してくれています。

もちろん女性の方です。

 

初めは女性のヘルパーさんでもかなり恥ずかしがっていました。

でもその辺りヘルパーさんはプロです。

いい感じに和む会話で心がほぐれ楽しく入浴しています。

 

私の仕事の都合もあり、デイサービスを利用する事にしました。

気になるのは、入浴です。

 

 

以前利用していたデイサービスでは男性の入浴介助が嫌だった

デイサービスでは男性スタッフが入浴介助してくれる事が多かった様で、母はとてもそれを嫌がっていました。

さらに、他の利用者さんに自分の体を見られるのも、嫌だった様です。
男性の利用者さんに見られる事もあった様です。

 

ただ、母の言っている事なので、どこからどこまでが本当なのかはわかりません。

母は認知症とは診断されていませんが、たまに記憶が曖昧な事もあり、鵜呑みにはできません。

 

介護施設では認知症の方や、母の様な発言に信用性が欠ける人を相手に介護をするので、大変だなとは思います。


 

そもそも入浴があまり好きじゃない?

自宅での入浴の時もそうだったのですが、何かと理由をつけて

 

「今日はお風呂入らない」

 

と言い出します。

 

どうにか何とかお風呂場まで連れて行っても

 

「今日はシャワーだけ」

「頭は洗わないで」

「娘には黙ってて」

 

とヘルパーさんにこそこそ言っているのです。

 

全部聞こえてますけど。

 

高齢者になると、入浴は億劫になるのでしょうかね。

その点もヘルパーさんが上手い事言って、楽しくお風呂入れてくれていましたので、感謝。


やはりケアマネージャーさんに相談しました。

デイサービスを利用するにはケアマネさんに相談しますよね。

同時に入浴に関する問題点を伝えました。

 

「男性スタッフによる入浴介助が嫌みたいです。」

「そうですよね。では、今空いているデイが対応してくれるか確認してみますね。」

 

ケアマネさんは快く返事をしてくれました。

 

その後、どうやら同性の方が入浴介助してくれる、というデイサービスがあると言うので、そこに通う事に決めました。

 

と言っても、毎回必ず同性の方が入浴介助してくれると確約はできないそうです。

その場合、入浴しないのかどうするのか、母次第なのですよね。

 

「女性スタッフの入浴介助」は必須ではないと思う。

「孫がお風呂入れてくれてると思えば嫌じゃないわよ。」

以前通っていたデイサービスで一緒だった女性が、こう言っていたそうです。

 

嫌じゃない、って事は、決して男性スタッフが入浴介助してくれるのが当然と思っているわけではないですよね。

でも、その女性は、孫が入れてくれてると思う事で、自分も気が紛れるし、スタッフも仕事がしやすくなる事をわかっていらっしゃる。

スゴイな、と思います。

全然気にならない、と言うわけではないのに。

 

デイサービスや老人ホームに、その様な考えの利用者さんがいてくれたら、他の利用者さんにもいい影響があるのにな、と思います。

 

だんだん慣れてくる

母の場合、「孫だと思ばいい」と言う女性に出会ってから、少しは慣れた様で、最初よりはスムーズにお風呂に入る回数が増えました。

とはいえ、毎回何の不満もなく入浴していたわけではなかった様ですが。

 

しばらく通った後、娘の仕事の状況などが変わり、そのデイサービスに行かなくなってしまいました。

 

80代と50代では年代、時代の差もあるのか

娘としては、体を清潔にしてほしい、という気持ちが強くなってしまい、母の気持ちは二の次になりがちです。

母が男性スタッフが嫌、だとか、お風呂に入るのが嫌だとかは、本当の意味では理解できていません。

 

母がかかっていた産婦人科の先生は男性医師だった事を考えれば、医療であれば男性でもいいのか?と言う事になります。

 

明らかな虐待とかではない限り、不満は言わないでほしい、というのが本音です。

 

ただ年代の差もあるとは思うし、人によってはどうしても男性には触れられたくない、という方もいらっしゃるでしょう。

その様な場合、対応していただける施設があるのはありがたいと思います。

 

納得のデイサービスの選び方10のポイント。見学に行ったらここに注意!

 

-親の介護